Jan 8

ガビン

ホッピーうまいよホッピー

吾輩は禁酒しているのである。理由はまだ無い。
どこで禁酒しようと思ったのかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でゲーゲー吐いていた事だけは記憶している。ていうか本当はぜんぜんそんなこともなくて、唐突に、ん? 禁酒? やろうか? くらいの勢いのなさで始まってしまったのだった。
毎日毎日かかさず呑んでいたし、呑まずにいられなかったにもかかわらず、アルコールそのもには全然執着なくスパリとやめられる。なんかそういう性格なんですよ。意味がなければないほど、やめる理由としては強い。
しかしずいぶん長いことビールと共に歩んできた僕にとっては昼に夜にシュワーッ感が足りない口寂しい。そんなわけでスーパーに赴いて目鞍滅法シュワシュワする飲料を求めてくるのだが、帯に短し、難しい言葉でいうとオビタスだ。
コーラでは甘さがじわじわと舌をしびれさせる、発泡ウォーター系では物足りない。ペリエはかなり好きなのだが、あんな水が遠い外国の田舎町からタンカーみたいなもんに乗せられて俺の口元まで運ばれてきていることを想像するとげんなりしてしまう。

で、何が言いたいのかというと、ホッピーうまいよホッピーと言いたいのでした。ホッピーというとアレだ場末の居酒屋ていうか立ち呑みっていうかそういうところでよく見るビンボー人のビール的存在というかそういうアレだと思われてるわけですが、ホッピーそのものはアルコール飲料じゃないなんですよね。(アルコール1%以下なので)
知らない方のために念のため書いておきますと、赤提灯などでホッピーを頼むと、ホッピー+焼酎が出てきます。つーわけで、ホッピーそのものは、酒じゃないわけっすね。
ビールを密造したことあるみなさんならおわかりと思いますが、アルコール度数の調整のために最後に加糖しますよね。アレを極端に少なくするとアルコールがほとんどないビールができますよね。ていうか国内で売られているビール制作キットは、このアルコール度数1%以下のものっすね。ホッピーの製法はビールとまったく同じだとホームページに書かれていますから、基本的にゃー、ビールキットの説明を鵜呑みにして1%以下のビールを作るとかなりホッピーに近いものになるはず。んが、なんかちがーう。それは素材の差とか、1%以下でうまーくなる方法を編み出したつーことなんでしょ。

でね、ここでギモンなのですが、いわゆるノンビア飲料ってやつがあるじゃないですか。バクラーとか、スーパークリアだっけ、ああいうやつ、高速道路の食堂とかにありますよね。海ほたるとかで飲んだような気がしますわ。アレらも僕はキライじゃないのですが、しかしホッピーの方がどーもうまいように感じる。うまいような気がするんだ!うまいような気が!
なぜなのだ。
他のノンビア飲料は、なにをしているのだ?
バクラーのホームページを見ると、
「ビールと同様の製造工程から生まれるビールテイスト飲料」
と書かれている。そうかそうなのか。カロリーとアルコール濃度が、ホッピーとかなりちがうが。
サッポロ スーパークリアは、原材料になにやらいろいろ入っている。つーことで、少々製法もちがいそうだ。
サントリー ファインブリューは、webサイトでは詳しいこと見つけられなかった。買ってくるか。いや、買ってこない。別に詳しく知りたくないし。言いたいのは、ホッピーはけっこううまいよ、っていうただそれだけのことでしたわ。禁酒したらホッピー。

つーか0.8%もあったらホッピーを5本ゴキュゴキュ呑めば、ビール1本呑んだのと同じくらいのアルコール摂取になるよな。それって禁酒になってる? る? る?(そんなに呑んでませんよ)

投稿者 ガビン : 02:56 | トラックバック (0)

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